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変更がないページも含め、責任者らの押印が必要になりますか?

公開日:2023/11/21
※本記事は、ISM Web store が作成・検証したものです。

現在「個人情報管理台帳」や「リスク分析対策計画表」といった、社長の押印が必要な書類についてを見直しています。

しかしながら、ここ2年間での変更点は、「サイトでのオンラインでの取引が可能になったことで、そのための顧客情報が登録されることになった」ということぐらいしか追加変更が考えられません。社員数もメンバーも変更なしです。

その場合にも、これらのかなり枚数が多い資料の各ページに、変更が無いページも含めて改めて社長や責任者らの押印が必要になってくるのでしょうか?

あるいは、各ページについて、ここ2年間での多少の変化の微修正を追記して、改めて押印をするということになるのでしょうか。

原則、文書を更新したら、その承認をするため、修正箇所が少かろうが、枚数が多かろうが、捺印が必要となります。

なお、過去に、審査の際、再捺印(日付の更新も含む)されていない文書について「文書の見直しが行われていない」との指摘も受けた経緯がありました。

よって、変更の有無による再捺印(日付の更新も含む)の必要性に関しては、変更が無い文書についても見直しをして変更が無かったことを証明するために再捺印(日付の更新も含む)をした方が良いかと思います。

この記事を書いた人
ISM Web store

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  • 提供年数:2000年から現在までの25年間
  • 利用者数:5,000件以上
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  • 提携コンサルタント:ISO27001(ISMS)、プライバシーマーク(Pマーク)、ISO9001