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ISMSにおいて、ライセンス管理番号の台帳でインストール管理を兼ねることは可能ですか?

更新日:2026/04/01 (公開日:2024/10/07)
※本記事は、ISM Web store が作成・検証したものです。

ISMS-B11-D07 ソフトウェアインストール管理表について教えてください。

ISMS-B11-D07 ソフトウェアインストール管理表はソフトウェア管理番号「XXXX」は、ハードウェア管理番号「YYYY」と「ZZZZ」をインストールしているということを管理する表だと認識しました。

同様の表としてISMS-B14-D03 ライセンス管理台帳のシート「ライセンス管理(詳細)」があり、現在こちらを使ってライセンス管理番号「1111」は端末「〇〇〇」「△△△」にインストールしていることを管理しているのでISMS-B11-D07 ソフトウェアインストール管理表の代わりにこちらを使ってかまわないでしょうか?

結論から申し上げますと、「どの端末に何のソフトウェアが導入されているか」が網羅的に管理できているのであれば、ご提案の通り「ライセンス管理台帳」に一本化して運用いただいて問題ございません。

ご質問に関しては、JISQ27001:2023の附属書Aに新たに追加された管理策「8.9構成管理」に関するものとなります。

こちらは、ハードウェア、ソフトウェア、サービス、ネットワークが、必要なセキュリティ設定により正しく機能し、『不正な変更により構成が変更されないようにするため』の管理策となっています。

それぞれの構成が管理できるようであれば、ご質問の「ライセンス管理(詳細)」でも構いません。

1. 新管理策「8.9 構成管理」の目的

新規格(2023年版)で追加された「8.9 構成管理」は、ハードウェア、ソフトウェア、ネットワーク等の構成を把握し、「不正な変更が行われていないか」「正しい設定が維持されているか」を管理することを目的としています。

この管理策において重要なのは「帳票の形式」ではなく、「資産同士の紐付け(構成)」が正確に可視化されていることです。

2. 帳票を統合する際の留意点

「どの端末に何のソフトウェアが導入されているか」が網羅的に管理できているのであれば、「ライセンス管理台帳」に一本化して運用いただいて問題ございません。

「ライセンス管理台帳」を代替として使用する場合、以下の状態が維持されているかをご確認ください。

  • 紐付けの整合性:
    ライセンス(ソフト)に対して、インストール先の端末(ハード)が漏れなく記録されていること。
  • 変更の妥当性:
    インストール状況の更新が、組織のルールに沿った「承認された変更」であることを後から確認できること。

3. 実務上のアドバイス

ISMSの運用では、管理策ごとに個別の帳票を作成するよりも、実務に合わせて情報を集約する方が転記ミスを防ぎ、メンテナンス性を高められるため有効です。
「どの端末で何が動いているか」が一元管理されていれば、それがそのまま審査における「構成管理」の証跡として認められます。

以上、ご参考ください。

ISM Web store

執筆・監修:ISM Web store カスタマーサポート

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