ISMS, プライバシーマークおよび商品に関する質問と回答をご紹介

A3.2.2 外部向け個人情報保護方針では、改正・改訂でなく、改訂で統一したほうがいい?

2019/06/18

この記事は、内容が古い可能性がありますのでご注意ください。

「A3.2.2 外部向け個人情報保護方針」では、「改正」・「改訂」でなく、(最終)改訂で語彙統一したほうがいいのでしょうか。

それに準じ規定では、改訂で一致するほうがよいのでしょうか。
一般的に、法令等は「改正」が用いられていますが。

JIS規格で「用語」として定義されていないものに関しては、一般の辞書などでの定義に合わせると良いかと思います。
インターネットなどでも、これらの違いに関して多く掲載されていますので、ご参考ください。
以下は、それらをもとにした解説となります。

「改訂」とは、文字や文章の間違いを正すこと。(主に文章について)述べ方や内容を直し改めるという意味です。
「改正」とは、内容に不適切な部分や不備があるものを正しくすること。不適当なところを改めるという意味です。
似たような言葉の「改定」とは、以前からあるものを新しく決め直すことです。

どちらかに統一するということではなく、言葉の意味通りの使い方をすればよろしいかと思います。

例えば、条例に伴う作業として、上記の3つを行う場合は、以下のような違いになります。
「条例の改訂を行う」とは、誤字脱字や表現の誤り、表現方法を書き換えること。
「条例の改正を行う」とは、内容の不適切な部分や足りない部分を直し、より良いものに変える。
JIS規格等で使用されている「改正」は、この意味になりますね。
最後に「条例の改定を行う」とは、内容を見直し、今までとは違う新たな内容を定めることです。